HPUTC’s diary

想定外のパンデミック。滞る就活、内定取消し、リストラ。このピンチをチャンスに変える人間力UP養成講座開設中!

2020-01-01から1年間の記事一覧

尊厳と誇り

この写真は、終戦直後の長崎。あまりにも悲惨な原爆を省みるときに、もはやこの写真を外せないほどに、現代人の心を動かす一枚。 「焼き場に立つ少年」と名付けられるこの写真は、昨年長崎を訪問したローマ法王フランシスコが、これをポストカードにして世界…

整理整頓のお国違い

日本のゴミ出しが細かすぎるために、ゴミ屋敷もまた登場すると言われている。その一方で、古紙を大切に扱う素晴らしい日本の古本屋文化もある。 そもそも、「しまう・片付ける」に欧米と日本とではこれほどに違う。 しまう・片付ける ○ 日本人は、ひたすら重…

自販機withコロナ

コロナ時代に加えて、AI(人工知能)の加速化が進み、もはやかつての自販機イメージでは間に合わない。その種類も、飲料水、たばこ、菓子、弁当、アイス、ラーメン、米、だし汁、冷凍パン、果ては温泉、ぬいぐるみに至るまで、その普及台数はおよそ250万台と…

人が人らしく生きる

オンライン・ビジネスが主流になり始めて、コム力もまた新しいフェーズを迎えている。ソーシャルディスタンスをキープしながら、しかもマスクをしてと言うことになると、かなりコム力に知恵を絞らないと、親密感を失っていく。レストランもお一人様用サービ…

心にポッカリ空いた穴

「人間は考える葦である」「クレオパトラの鼻が低かったら世界は変わっていただろう」。誰でも一度は耳にしたことのあるこうした名言。 これは、ブレーズ・パスカル(1623-1663)の「パンセ」という作品。あまりにも有名な作品なので、パスカルのフルネーム…

地球の外まで飛んで行く

アマゾンのスマートスピーカー「アレクサ」には、言われたことをすべて消去する機能がプログラミングされている。「今日言ったことを消しておいて」と言えば、アレクサに頼んだことや、集めてもらった情報などを、すべてなかったことにできる。しかし、私た…

お茶の契約

私たちには、自分の力では選べないものがいくつかある。人種、性別、名前、血筋…。 それが人ならば、与えられた条件の中で少しでも状況を良くしていくことができる。しかしそれが植物ならば、植えられたところで生きるしかない。この土ではとても生きていけ…

世界一の木

これ、なんだ?セコイアデンドロン。 世界一体積が大きくなる木で、この木に生まれつくとどれも樹高は80メートル以上、樹齢1,000年以上にもなるという。樹齢の最高記録は3,200年、樹高75メートル、葉数20億枚。 これは、セコイア国立公園にある通称シャーマ…

じっと待つこと笑顔のチカラ

「文明は、便利、安楽、スピードをもたらした反面、待つこと、耐えること、静かに考えることを奪っていった」。 これは、8/21「置かれた場所で咲きなさい」の著者で2016年に召された渡辺和子氏の言葉。 ゴドーを待ちながら 確かに、便利、安楽、スピードのベ…

睡眠負債

アメリカのミシガン大学が100カ国に渡って睡眠時間を調査したところ、一番しっかり寝ているのがオランダで8.12時間。日本は100位で7.24時間。たった48分差と思うなかれ。48分差のリスクは大きい。 ガンコなコロナに超熟睡を促さないと大きなリスクを3つも抱…

緊急#熱中症リポート

人間の身体は、約60%が水分筋肉や脳は約75%が水分血液の82%骨の25%も水分1日に必要な水分 2.4L日中に疲労感を感じる1番の原因は水分不足。喉が渇いているのに、それを空腹と勘違いしてしまう。 喉が乾くと世界が変わる アフリカの砂漠地帯。喉が乾くと世界が…

置かれた場所で咲きなさい

人はチャームポイントのただの笑顔から、他人を思いやる笑顔、さらに自分の心との戦いを、笑顔へと転換することで成長する。 こうした笑顔効果には、大きく2つある。 意外と問題が解決する 自分自身との戦いの末に身についた微笑みは、他人の心をいやす力が…

ライフセーバーがいない夏

親が子供を助けようとした時に溺れる事故が、立て続けに増えている。近年は、子供が助かって親が溺れる事故が年間5件から10件の報告がある。海開きができないコロナの夏。ライフセーバーがいない夏。 浮いて待て 子供が水に落ちて、流されたりすると誰もがあ…

突如エアコンが⁈

壊れた! 都知事がエアコン利用を促すし、エアコンはつける時と消すときに電力を消費するときいたりもするので、28度代で3日ほどつけっぱにしていた。 今朝、なんの気無し、というか3日つけっぱはさすがに気が引けて、久しぶりに消して出かけた。 孫たちが回…

サービスとおもてなし

サービスとおもてなしの違い、わかりますか。こうしたテーマを3ヶ月十数コマかけてきたのが、私が某専門学校で教えてきた「おもてなし学」という講義です。 なので時間をかけずに、この一回だけでギュッとひとことで言えばー 「お客様にとって便利な状況を構…

夏バテにあいうべー

10年前くらいにこの話を聞いて、時々やっていたことを思い出した。あまり暑いので、気分転換にやってみた。そしたら気分転換どころか、動く気力さえなかった身体が自然と動き出した。これは、脳の深呼吸だぁー! お馴染みの「あいうべー」 1. 「あー」で脳を…

実りある退屈

コロナ自粛、帰省自粛と続き、もうこれ以上どうすればいいんだと、世界中がうめいている。 小学4年になる私の孫も、宿題をしっかりやれば退屈しないはずなのに、それはしっかり脇に置いて「退屈すぎて頭がおかしくなる」と。「それなら宿題でもやってみたら…

#レジ袋

先日、孫の宿題を手伝っていて、ゴミの仕分けから環境問題と話が広がっていった。それは地球汚染にまで広がり、けっこう夢中になった。気づけばとっくに孫は遊びに行っていたのだが…。 で、#レジ袋 うっかり手ぶらで買い物をして「袋入れますか?」と聞かれ…

暑気払いに脳をトラップ

「暑くない!」と脳にトラップをかければ涼しくなる⁉︎ いかにもあやしいけどそのウソホント? 脳の特性 脳は 24 時間起きている。 お酒を飲んで爆睡している⼈、これはただの「気絶」。 まず脳の特性と猛暑を同期させてみよう。 1. 脳は知っていることは覚え…

悲しみを交響曲へ

ショスタコーヴィチ作曲による「交響曲第7番」というのがある。 ショスタコビッチは、1906年レニングラード(現、サンクトペテルブルク)に生まれた。1919年、13歳で地元の名門音楽校、ペテルブルク音楽院に進学。音楽院の学長が「過去最高」と絶賛した早熟…

レモンスライスの青春

レモンスライスを18枚切れたら時給が高いカウンター、ダメならホール。15枚しか切れなかった私は、やむなくホール。それが学生時代に始めたパーラー喫茶「アムール」でのバイトでした。 蝶ネクタイをして、顔の上にくらいに上げたトレンチを三本指で持ってお…

あなたは男脳?女脳?

男だから男脳、女だからそれとは限らない。 簡単に調べる方法としては、よく言われる指の長さによる。 『薬指』が『人差し指』より長い人:男性脳 『人差し指』が『薬指』より長い人:女性脳 なぜ、指の長さでわかるのか? この判別方法は『二本指の法則』と…

無知の知

⼀件の重⼤事件の裏には 29 件のかすり傷、 さらにその裏に 300 件のヒヤリッ! 1:29:300 これをハインリッヒの法則という。 私の⼈⽣も、ヒヤリッとかすり傷の連続。 その軌跡は、ジェットコースター。 実にエキサイティングではあるが、上がるのゆっくり落…

モスキート天国

また、この季節がやってきました。 我が家では、蚊が飛んでいるのを見つけて、これを退治しようとすると、老眼の私たち夫婦をからかうかのように4次元の世界へと飛んでいく。代わりに孫がみつけてかくれるのだが、いざ叩こうとした瞬間にこわがる。我が家で…

Go To Cruise 無料ご招待

今一ワクワクしないコロナ4連休初日。 クルーズ気分でワクワクしてもらおうと、世界初のリモート・クルーズにチャレンジしました。私としても初のリモートでのトークで、あれこれ慣れないことばかり。しかし、参加してくださった受講者の方々の励ましコメン…

Go To お粗末⁉︎

1960年代、デジタル革命が起こり始めたシリコンバレー。サンフランシスコ周辺には、非常に多様な文化が存在していた。ヒッピーやバイセクシャル、ゲイ、レズ、MBAや研究者、音楽家や芸術家。薬で頭が少し飛んだようなキッズや、ハッカー。社会性がある人も、…

日本人の世界一

世界一栄養価高いアボカド世界一最小の馬は43センチ世界一赤字を出した映画ファイナルファンタジー52億世界一短い曲 1.3秒You Suffer But Why世界一幸福な国 フィンランド(日本は62位/2020) 世界一お金持ち あなたは世界一幸福な人と聞いて、どんな人物像…

死という名の毒棘(どくきょく)

ゴンズイという⿂をご存知? ナマズの仲間で、ご覧のように茶褐⾊の体に頭部から尾部にかけて 2 本の⻩⾊い線がある。 幼⿂のときは集団で⾏動する習性があり、巨⼤な団⼦状になるので「ごんずい⽟」とも呼ばれてい ます。 背びれと胸びれには、毒棘(どくき…

コロナ時代の孤独と孤立

アフリカのことわざに、「急いで行きたければ、独りで行くといい。遠くまで行きたければ、いっしょに行くことだ」というのがある。 コロナ離婚、コロナ破局、コロナDVが世界的に激増したとのこと。 独り、孤独、孤立、疎外感、これらはもはや、あなたの日常…

ウィルスと長寿

このコロナ時代、余計に誰もが死と隣り合わせであることを実感しているのではないでしょうか。いのちの問題は、古来、どんな権力者にもどうにもならなかった。秦の始皇帝は、不老不死の薬を求めて返ってその死期を早め、スターリンは、不老不死を研究するた…