HPUTC’s diary

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ため息健康法

あいも変わらぬコロナ対策に加えて、国民の犠牲の上に平和の祭典とやらを強行しようとしている政府の迷走ぶりに、ついため息ばかりが多くなる。それにしても、次から次へとこれほどのキテレツ極まりない発想が出てくるものだと感心しながら深〜いため息をつくばかり。

 

シェークスピアは喜劇「から騒ぎ」で、不実な恋人を嘆く娘たちに「ため息なさるな」と忠告した。
小5になる孫がふとため息をつくと、もう恋煩い?何か心配ごとかな?と気になったりもする。


ところが、スタンフォード大学の生物化学教授でマーク・クラスノウ氏によると、人は平均して5分おきに、1時間に12回ため息をしているという。

脳の呼吸中枢は、あるボタンは通常の呼吸をプログラムし、別のボタンはため息、ほかのボタンはあくびや鼻息、咳というように呼吸をタイプ別により分けているという。


これをマウスのため息を使って実験したという。マウスまでもがため息をつくとはビックリ。

一方、UCLA神経生物学教授ジャック・フェルドマン(Jack Feldman)氏は、これに併せて
ため息の目的は、両肺で約5億ある肺胞を膨らませることにある。つまり、ため息をやめると、肺の機能は時間とともに落ちていく。なので5分おきに意識的にため息をしていないと、肺胞はしだいにつぶれてゆき、肺の機能不全を引き起こす」という。

 

ため息が多過ぎても少な過ぎても、神経疾患につながるという。しかも、人工呼吸器で呼吸をしなければならない入院患者向けに、ため息の数を増やす薬が開発される可能性もあるという。どうやら、ため息はただの感情の吐け口ではないらしい。

となれば、このまま政府に愚策を続けてもらいたいものだ。さらにため息も増えて、オリパラ中に国民は健康を取り戻し、案外ため息がコロナの免疫になるかもしれない⁉︎

そうなると政府の逆転ホームランにもなりかねない…。