日本人の世界一
世界一栄養価高いアボカド
世界一最小の馬は43センチ
世界一赤字を出した映画ファイナルファンタジー52億
世界一短い曲 1.3秒You Suffer But Why
世界一幸福な国 フィンランド(日本は62位/2020)
世界一お金持ち
あなたは世界一幸福な人と聞いて、どんな人物像を思い浮かべますか?
金持ちで、大きな家に住んでいて、庭も広く、車が何台があり、好きなときに旅行に行けて、何不自由なく優雅に日々を過ごせる…
「脳内幸福度」というのがある。
脳神経科学者リチャード・デビッドソン博士の研究によると、幸福感、喜び、気力の充実など、肯定的な感情を持ちやすい人は、大脳皮質の前頭葉の一部、左脳の前頭葉が活発であるという。
逆に右側の前頭前野が活発な者は、悲しみ、心配、悩みなど否定的な感情を持ちやすい。
つまり、ポジティブな人は左脳が発達していると。
リチャード博士は、150人の被験者に脳が最も幸福を感じているときの脳波を調べた。
精神集中、心の解放、良いイメージのビジュアル化などの脳波の波形が最も強く触れた箇所が左脳の前頭葉。
それは、見たことのないほどのレベルだった。
しかも、このレベルを出した人物がチベットの僧侶マチウ・リカールという人。
彼が「利他の愛と思いやり」の瞑想中に、脳内幸福度のレベルが最も大きく触れたという。
幸せホルモンといわれる神経伝達物質に「オキシトシン」。
母親に抱かれた赤ん坊がオッパイを飲んでるときに、最も多く分泌される物質。
日本人の世界一
日本人の有給休暇取得率は、世界一低い。
取得率100%のブラジル、フランス、スペイン、ドイツに比べ、50%以下。
最も、今はコロナ自粛でそれどころではない。
それでも、有休の取得に罪悪感があるかどうかという調査では、60%近くが「ある」と答えている。
脳科学者の中野信子氏によると、脳科学的には日本人の世界一は3つあると。
- 世界一心配性
- 世界一正確
- 世界一失敗を嫌う
脳の主電源に、セロトニンというのがある。
これも心の安定を担う幸せホルモンなのだが、日本人はこれを脳内に溜めておくサイズが小さい。L.M.Sとあるらしい。
日本人はSサイズ。
これが減った状態になると、うつになる。
アメリカ人が2リットルのペットボトルだとすると、日本人のは500mlほどか。
しかも、女性はこのセロトニンが減るのが早く、増えるのが遅い。
男性は減るのが遅く、増えるのが早いので、どちらかというと日本人の女性にうつが多く、落ち込みやすい。
また、日本人は世界一正確を好む。
すべてが計画通りであることにの喜びを感じる。
日本初の世界一周クルーズ。
3年もかけて念入りに準備し、シュミレーション上では大成功の予定、だった。
しかし、いざ蓋を開けたら現場は大混乱。
あの長い長い会議はどこへやら。
それでも、時間をかけて決めた通りやろうとするものだから、ますます大混乱。
そのスッタモンダを、7/23日海の日に、
CafeTalkのトークライブで是非聴いて。
https://cafetalk.com/seminars/promo/?c=waka.m-cruise&lang=ja
そして、世界一失敗を嫌う。
今度は、行動を抑制する神経伝達物質ドーパミンが高い。
日本人の親は、子供が持ってきたテストをできなかったところから見るが、欧米人はできたところから見るといわれる。
下手すると100点取らない限り褒められない。
再犯率が高いのも日本。
刑務所でいくら罪を償っても、前科者には世間の風は冷たい。
日本人は、挑戦せずとも失敗しないことを評価され、アメリカ人は、失敗しても挑戦することを評価される。
アメリカの面接ではー
「これまでにどのような失敗をしたか。そしてそこから何を学んだか」と聞かれることが多い。
日本人は逆に、あたかも失敗したことがないように振る舞う。来週配信予定の人間力増進講座vol.32では、この失敗をテーマ話しているので是非ご視聴を。