HPUTC’s diary

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自販機withコロナ

コロナ時代に加えて、AI(人工知能)の加速化が進み、もはやかつての自販機イメージでは間に合わない。その種類も、飲料水、たばこ、菓子、弁当、アイス、ラーメン、米、だし汁、冷凍パン、果ては温泉、ぬいぐるみに至るまで、その普及台数はおよそ250万台という。

 

自販機に心のオアシスを求めて

 

自販機といえば、冷たいか熱いかだが女性向けに常温というのもある。そうかと思えば純金を購入できるという代物。これ、自販機だけで700万。群馬県伊勢崎市には、懐かしい昭和のレトロな自販機がズラリと並ぶ自販機小屋がある。そして同じく群馬県みどり市の山奥に、伝説の自販機があるという。この自販機を求めて全国各地から続々と人々がGoToTravel。なんと自販機の中には、すべて手作りのうどん、そばこだわりの逸品が。4つに1つがエビ天付きの当たり。このコロナ時代、なんとこんなところに心のオアシスがある。

 

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この手作りの自販機は特別としても、あとは自販機ではなくてもだいたいはコンビニなどで手に入るもの。「withコロナ」「ソーシャルディスタンス」ということになれば、自販機ほど時代に合ったものはない。言うまでもなく、アプリで事前に商品を購入しておけば、あとは実機で受け取るだけというから、町の隅でやや精彩を欠いていた自販機までも、クローズアップされていくに違いない。

 

そうでなくても、来日した外人が驚くものの一つに挙げるのがこの自販機だ。中には自国の店員より素晴らしい接客ぶりに感動する外人もいる。おまけに方言や外国語で話す(来年に延期された東京オリンピックを控えて)機種もあるというから、これはもう至れり尽くせりだ。それなら一層のこと、このAI時代に「おもてなしAI自販機」を開発して海外進出していけばもっといい。ところが、そうはいかないわけがある。日本の自販機は路上に置けるが、海外では治安が悪いのでそうはいかず、設置するところがかなり限定されてしまうのだ。となると、日本は世界一の自販機独占大国を誇るものの、その便利さで世界に進出していきようもない。

 

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コンビニの進出により、何かと影が薄くなった自販機。AI化により、きっと今に彼らは歩き出す⁈