HPUTC’s diary

想定外のパンデミック。滞る就活、内定取消し、リストラ。このピンチをチャンスに変える人間力UP養成講座開設中!

愛の供給源

愛の供給を、好むと好まざるにかかわらず自ら絶ってしまうー

 

コントロールの弊害

 

①セルフイメージをコントロールする

 

セルフイメージというのは、「自分に対する期待感」。朝起きたときに、今日の自分にどれだけ期待できるか、またそれを楽しむかという感性。この「羽を伸ばしたありのままの自分」をコントロールしてしまうとー

あなたの本当の姿を人に知られたくないあまり、自分を偽り、装い、次から次へと仮面(ペルソナ)を付け、装った自分になりすましていく。
とどのつまり、自分の弱さを否定し、ありのままの感情を押し殺してしまう。


②相手をコントロールしようとする

 

とかく男は、恋人や妻をコントロールしがち。これは大きな誤りで、お互いの溝は深まるばかり。今や、親は子供を、男は女性を、会社は社員を、学校は生徒を、国は国をコントロールしようと必死。
独占欲は、しだいに支配欲に変わっていく。

 

とりわけ、昭和の男は女をコントロールできると本気で思っていた。私もその一人だが、今は見る影もない。

 

③自分の問題をコントロールしようとする

 

キーワードは、「大丈夫、なんとかなる。たいした問題じゃない」という言葉。
その気になればいつでもやめられる、自分で何とかできるという傲慢、過信がますます問題を深刻にしていく。

 

④痛みをコントロールする

 

人には、嫌なことや面倒なことをともかく先送りにする傾向がある。時には、背負いきれない重荷という痛みまでも我慢し、これでうつ気味になる人も多い
この背負いきれない重荷が、あなたのストレスとなっていく。

 

こうしたコントロールによって、本来自分の中にあふれるほどに蓄えられていくはずの愛の供給を、自分から絶ってしまう。

 

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パリのセーヌ川に架けられたポンデザール橋は、永遠の愛を誓う象徴でおおわれている。
南京錠の総重量が2014年には50トンにもなって、橋の一部が損傷したため、当局はそれらを取り除かなければならなくなった
この橋の光景は、確かな愛を求める人間の願望である以上に、自分から愛の供給を絶ってきた愛への枯渇の象徴と言える。

コロナ禍におけるソーシャルディスタンス。

ますます愛は、2メートル遠のく。