HPUTC’s diary

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心をつかむストローク

相手の存在や価値を認めるような様々な刺激のことをストロークという。
これがないと、大きなストレスを感じ、免疫力が低下して、コロナにもかかりやすくなる。
東日本大震災を始めとする多くの被災地では、とても言葉では言い尽くせないほどの大きなストレスを受ける。そうすると、インフルエンザを始め色々な感染症に対する免疫力にも影響を及ぼすわけ。

 

ストロークというと、水泳で腕で水をかくことだったり、テニス・ゴルフ・卓球などで、ボールを打つこと、ゴルフの打数、ボート競技ではオールで漕ぐこと。
これらに共通することは、どのスポーツもストロークなしでは成り立たない。
コミュニケーションもまた、ストロークなしでは成り立たない、っていうか生きていけない。

心理学用語で、ほめ、認め、ねぎらい、感謝し、理解していることを言葉や態度、行動で表現する一連のコミュニケーションスキルのことを言う。

 

大きなストレスとなるのが、無視や無関心。
これには、プラスのストロークとマイナスのそれがあって、プラスで得られないと、そのストレスに耐えかねてマイナスのストロークに転じる。

例えば、お母さんに褒められたいと思っている子どもがそれがかなわないとなると、怒られるようなことをしてでも、マイナスのストロークを挑発するような行動をとることがある。
それが中学生以上になると、犯罪を犯してでも愛を取り戻したいということにもなる。

 

同じストロークでも条件がつくと、また厄介なことになる。
「褒める、励ます」とストロークしたのはいいが、「その代わりに〜」と代償を求められる。そんなストロークが続くと「自分自身は心からのストロークを受けるに値しない人間であると感じるようになってしまう。」

 

ストロークは銀行と同じで、相手に与えてばかりいると,そのうち『預金』が尽きていく。ストロークは、遠慮せず、無償で限りなく与え合うこと。

特にコロナ禍。仲間が序列の高い猿からいじめられると、その叫びに駆けつけるアカゲザル。それが小猿なら、苦痛の叫びを聞くと不安になって母親にしがみつきそうなもの。しかし、彼らは何があろうとまずその苦痛の根源に駆けつける。

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私たちも、互いの痛みに寄り添い合う心を大切にしたい。