HPUTC’s diary

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118回の嘘とクリスマス

メリークリスマス!

エス降誕の知らせが世界で一番最初に、最速で届けられたのは、野宿しながら夜番していた羊飼いたちに対してだ。彼らは社会的にも最下層で、見下された階級だった。その彼らにイエス降誕の良き知らせ(福音)が届けられたと言うのは、実に意義深いことである。

 

しかも、羊飼いたちが、野宿で夜番をしながら羊の群れを見守ることが可能な季節は、イスラエルの五旬節(2020年は5/17)から仮庵の祭り(2020.10/3-4)の間の期間。ーということは、エスが生まれたのは12/25ではなく、明らかにこの時期だったことは、今や一部の人たちにとっては常識になっている。

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しかしこの日を「クリスマス」としたことは、ローマ帝政時代における政治的戦略―異教文化の受容―と深いかかわりを持っていた。

 

いずれにしても、世界中がイエスの降誕を祝う時期。各国、コロナ禍でロックダウンになろうとも、なんとかクリスマスだけは解除したいと躍起になっている。

それに、クリスマスだけは戦争も休戦するというエピソードはいくらでもある。

 

1914年のベルギー、寒いクリスマスイブのことでした。兵士の歌声が壕の中から響いてきた。まず、ドイツ語の「きよしこの夜」が、そして英語。その日の朝まで撃ち合っていた兵士たちが、武器を置き、壕から上がって中間地帯に行き、握手してクリスマスの挨拶を交わし、配給の中から自発的に贈り物を交換した。休戦は次の日まで続き、彼らは笑って語り合い、サッカーの試合までしたという。

 

クリスマスだけは誰にとっても特別なのだ。しかも、12月に慣らされた私たちは、それが実は10月頃だったと言われてもピンとこない。

エスの降誕を祝う聖夜。

クリスマスの主人公は、あくまでもサンタではなく、イエス・キリストであることを忘れてはならない。サンタの夢だけ追いかけていても、コロナだけはクリスマス休戦も、年末も正月もない。そろそろ私たち自身が目を覚まさし、しっかりと真実に目を向けていかないと、愚かな政府に足元を掬われかねない。安倍さん「118回の嘘」は、これからも別の人によって繰り返されていく。これもコロナのように際限なく、ボヤボヤしているとまたもや翻弄されかねない。これってコロナより怖いことだ。

 

ところで、日本では10月の国内の自殺者数が年初来の新型コロナの死者数を上回った警察庁が発表した同月の自殺者は2153人と前月から急増。一方、厚生労働省がまとめる日本の新型コロナ死者の合計は、11月27日時点で2087人となっている。そして、今や3000人を超えているが、自殺率もそれを超える比率で高まっている。特に、女性の自殺者数が83%と急増している。クリスマスにこんなことを、と思うかもしれないが、今も苦しんでいる方々がいる。

 

やっぱ目を覚まさなくては!