なぜたまごなの?
今日はイースター。
そもそもイースターってなんなの?
1. イエス・キリストが処刑された3日後に復活したことを祝うお祭り。日本では「復活祭」と呼ばれている
2. 春分の日の後の最初の満月から数えて最初の日曜日」をイースターとしている
3.ひなが卵の殻から出てくる姿は、生命誕生や命そのものを連想するということで、イースターエッグが用いられるようになった。これを一度処刑された後に復活したイエス・キリストと重ねて合わせている。
欧米では、春の訪れを祝うイースターとして多くの人がイースター休暇を楽しむ。日本で言えばゴールデンウィークだ。今年は、コロナの変異種ミュータントのおかげでどうなるのかわからないが、そもそもそのルーツはイスラエルにある。
イースターは、イスラエルの三代祭りの一つで、過越の祭り(ペサハ)にあたる。今年は、3/28〜4/4がこれにあたる。
(2)「七週の祭り」聖霊の降臨によって教会が誕生したことで実現
(3) 「仮庵の祭り」はいまだ実現していない。イエスの再臨が啓示されている
過越の祭りに由来するイースターは、本来、出エジプトの前夜に神がエジプトの長子(初子)を打ってエジプトをさばかれたとき、イスラエルの民は神から命じられたとおり、犠牲の子羊の血を家の入り口の柱とかもいに塗ることで神のさばきが見過ごされたことで、「過越の祭り」と言われた。
イスラエルの民はこれを主への祭りとして祝い、代々守るべき永遠のおきてとして祝うよう制定された。
これはやがて神の御子イエスご自身か小羊となって死なれ、その血によって神のさばきを免れることができるという贖罪の「型」として示されたもの。
イエスの十字架の死による贖いと初穂としての復活を記念して、それにあずかる者たちが神の民としてふさわしく生きることを目指した聖なる集会(聖会)を意味する、というわけだ。
となると、ゲルマンの春の女神Esteraに由来するEaster。語源から見るとキリストの復活とはおよそ関係ないところで騒がれていることになる。キリストの復活という一大事が、たまご程度のことに変わってしまった。
こうして本来の姿が形骸化していくのが世の常かー。