HPUTC’s diary

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リモート時代・耳につく敬誤

今さらだが、リモート時代になって余計に耳につく"敬誤"。こんな漢字はあるはずもないが、あまりにも敬語の誤りが氾濫しているので、今にこんなのも出てくるかもしれない。

 

1.〜ですね

「今日はてすね」「しっかりですね」「このあたりをですね」と、何にでも「ですね」をつければいいというものではない。

口ぐせなのかもしれないが、中にはこんな口ぐせを持っている日本語教師もいるというから恐ろしい。

 

2.〜ください

「お早めにお手続きください」

ネットでワクチンの予約をするだけでも頭が痛いのに、こんな間違いを見ると余計に頭痛がひどくなる。

尊敬語は、「手続きをなさる」なのだから「手続きをなさってください」が正しい

 

3.〜になります

無事にテークアウトのピザを受け取ると「こちらがマルガリータになります」。ほほう、こいつがマルガリータになり変わるのか、と思ってお釣りを待っていたら「300円のお返しになります」ときた。

あたかも食材がこれからピザになるわけもないのだが、加えて店員が自ら持ってきたお釣りに尊敬語を付けてしまうというお粗末さ。

 

4.〜なってございます

「こちらが会場になってございます」

「お庭を見ながらお食事ができるようになってございます」

なんでいちいち「ございます」になってございますのか。これぞ「敬語のソーシャルディスタンス」(敬語とは程遠い)。

普通に「〜なっております」と言えないものか。どんなに丁寧に案内されても興醒めする。

 

まだまだあるはずだが、これらは昨日1日で出会った"敬誤"たちである。

ところが、もっと興醒めするのが「そぅしたわけで〜」「そぅした中で〜」と貧弱な緊急事態宣言を出し続けるどこかの総理の言葉は、もっと響いてこない。まだ妙な"敬誤"の方が耳につく。