麗しき引きこもり
今週のお題「わたしの部屋」
ドラマセラピーという演劇的療法(DT)によって、うつからの解放や、これをバックアップする企業主催のうつ予備軍に対するセッションを通して、こころの解放をしてきた。その他、引きこもりの若者にもDTをしてきたが、まさか自分がこんなかたちで引きこもりを余儀なくされるとは思いもしなかった。
しかし、想像していた以上にこの引きこもり、エキサイティングでおもしろい。時間に追われるように仕事をしてきた日々から解放されて、突如「時間とわたし」が堂々めぐり。互いに同じところをクルクル回っている。つい最近までこいつに追いかけられていたのかと思ったら、ちょっと懲らしめてやりたくなり追いかけ回してやった。そしたらこいつ、なんと逃げ足が早い。時には死んだフリして止まるので、追いかけようもない。急に止まったりもするので、つまずいて転びそうにもなる。気づくと互いに疲れ果てて、追いかけも追いかけられもしなくなる。なるほど、これが悠久の時というやつか。仕事が休めの姿勢を取ってしばらく有給から見放されたと思ったら、ひょんなことであこがれの悠久と出会ったものだ。かつて、大まじめにあの引きこもりの青年にDTカウンセリングをしたものだが、あいつ実は引きこもりの麗しさを隠してたな?そうだとしたら、これほど人間らしい生活はない。これはいわば、必要なものを削ぎ落とされる快感、そして、本当に必要なものは何かを教えてくれる時間帯でもある。そんなエキサイティングな時間の坩堝を見つけたい人は、下記へ。
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