日本のアクターも世界へ
俳優たちの世界の目指し方にも変化をきたしはじめている。その名もオンライン・パフォーマンス。
USA for Africa
とはいうものの、その原型はすでに1985年、「USA for Africa」でアフリカの飢餓と貧困を救うためのキャンペーンソング「We are the
Wold」が、マイケル・ジャクソン、ライオネル・リッチーをはじめとする世界を代表する豪華アーティスト45人による歌の競演がある。
やがて、これを模したかたちでダンスの競演などがあり、ついにこのコロナ時代、演劇やミュージカルのオンライン化にも至っている。
私は日本人アクターをハリウッドへと橋渡しするために、多くの候補生にそのための特別レッスンを施し、送り出してきた。しかし、正直言葉の壁などもあり、なかなか世界に通じにくい面もあった。
ところが、このオンラインという手があった。これならスーパーなどを施して、世界へとつなげることもできる。しかも日本にいながらにして、パフォーマンスを繰り出すこともできる。
日本のアクターたちを世界につなげる大きなチャンスになるかもしれない。