HPUTC’s diary

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想像上の産物

私たちは、もしかしたらリアルではなく、この想像上の産物に翻弄されている可能性がある。コロナショックにより、リモートワークは衰えることなく、日本もそのままリモート時代になり始めている。デートまでリモートになり、「あなたとリアルに会う必然性があるの?」と言われる時代に。

 

「モノが主役」から「サービスが主役」

 

コロナ・ショックによって、⼈の移動が制限され、 「モノが主役」から「サービスが主役」 へと⼤きく軸⾜が動いた。

演出家としてミュージカルを創り、客船⾶⿃のおもてなしの最前線にいた私が⾔うのもなんです が、演劇、映画、エンターテインメント、サービス、おもてなしの類は要するに想像上の産物でし かない。

今回のコロナ。 緊急事態宣⾔に従い、 「外出を徹底して⾃粛すれば、感染拡⼤が収束する」と呪⽂のように唱えられて、自粛してきたものの、これもまたどう考えても、想像⼒の産物でしかない。

 

いくら⾃粛したってウィルスが消えるわけでもないし、 誰もがなんとなく⾃粛しながら⼼のどこかで「そんな簡単に収束するはずはない」と思っている。

 

毎⽉ 3 億枚マスクを無料寄付したり、デジタルシフト後進国ニッポンを憂いたり、 何かと話題のソフトバンク孫正義さん。 ここに⾄ってまた、「デジタル・シフト」の加速化を提唱しているけれども、 私から⾔わせれば、これもまた想像上の産物でしかない。

 

今さらデジタルシフトと⾔われても、それは 10 年も前にとっくに敷かれている。 2011 年 3 ⽉の東⽇本⼤震災時、⼀時通勤通学に⼤きく⽀障を来たしています。 この時に、すでにデジタルシフトを敷いていた企業は、被害を最⼩限に抑えることができた。

このデジタルシフト、ビジネスマンではない私にはさっぱりだが、3 つのシフトから成り⽴っている。

ともかく会社に⾏けない状況になってもクラウドシフトにより、企業の資産ともいうべきビックデ ータ、災害時のバックアップを、誰もがどこにいてもリモートワークできるワークシフト、 ビジネススピードを⼤胆に変⾰していくオーナーシフトというもの。

 

ということは、やはり「想像上の産物」が世界経済を動かしていくことになる。こいつはちょっと侮れない。

 

#いまできること

⼈事⽬線で勝機をつかめ!

人間力増進講座vol.27より一部抜粋

今週配信予定

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