ゆかいなことはあくまでゆかい
「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、そしてゆかいなことはあくまでゆかいに」(劇作家井上ひさし)
40年以上も演劇界に身を置き、若い時には井上ひさし氏(故人)の作品を演出したこともあった。彼がまだ売れない頃、あちこちの出版社などに原稿を送り、何度もそのまま送り返されたことがあったという。没になった原稿をまたちょっと書き直して別の出版社に送る。こんなことを何年も繰り返して、ようやく行き着いたところが上記のこと。
以来、彼は「ひょっこりひょうたん島」を始め、「藪原検校」「吉里吉里人」「父と暮らせば」ほか、岸田國士戯曲賞はじめ谷崎潤一郎賞、菊池寛賞など数々の賞を総なめしている。
昨年の3月。急激にコロナのるつぼに入り込んで以来、にわかYouTuberにもなってみた。二つのチャンネルを持ち、3月頃には併せて100回に到達するかと思う。一般公開しているというのにまるで限定公開しているようにしか見えないが某インフルエンサーが100回超えないとほんとうのYouTubeの世界は見えて来ないと言っていた。わたしも100回超えたら上記の井上マインドごとく歩みたいものだ。
で、最近Club houseにもハマり始めている。これメッチャ楽しい。世界中に雑談の嵐が吹き抜けていく。またレポートしたい。
人間力増進講座vol.54