HPUTC’s diary

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女を捨てるか容姿を保つか

女性は世界の人口の約50%を占め、世界の総労働時間の3分の2近く働いているが、手にするのは世界総収入のわずか10分の1であり、世界の総資産の1%以下しか所有していない、という。ハンフリー公共問題研究所の報告である。


「女の魅力」があることで美しい女性はより得をしている、と考える人も多いかもしれない。「美人はそうでない人よりも生涯年収が何千万も高い」と見積もった人もいる、という。


実際のところはどうなのか?1979年にコロンビア大学ビジネススクールのヘイルマンとサルワタリが行った調査がそれだ。外見の良さは女性が高給の事務職で雇用される場合には有利に働くが、管理職として雇用される場合には不利になる、と報告されている。


またこれに続く研究では、「美しい女性はコミュニケーション能力が必要とされる職種では高く評価されるが、それ以外の場、例えば決断力を必要とし、強いプレッシャーが掛かっている中、高い指導力を発揮して難局を切り抜けていくといった場面では低評価となる」ということが明らかになった。


就活生によく言うのだが、「自分の歯車が組織と合うかどうか」ではなく、自らが組織の歯車の一角を成すことで自分も組織も大きな力を発揮できるかを、判断基準としなければならない。ここで注意しなければならないのは、組織の一角を成すことで自分の歯車がこれに呑み込まれ、やがてモノ扱いされないことである。そのために、小さくとも能力を発揮しやすい自らの歯車を若いうちに鍛錬させておく必要がある。

 

ところがどちらかと言うと女性は、あくまでも自分の歯車が組織と合うかどうかを基準にする傾向がある。しかも、そういう女性が上に立つとその小さな歯車に合わせるように要求してくるので、ますます厄介なことになる。ここで女性を敵に回すつもりはないが、#米大統領選でごねているトランプ氏はその傾向がある。最近は、男性でもこういうのが多い。

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その一方で、「女性的」であることは少なからず控えめで、あまり堂々としていない、というステレオタイプなイメージが未だに男性の中にある。あるいは、そうであるべきだと暗黙の圧力が、異性からばかりでなく同性からも加えられる。地方に行くとこの傾向がさらに強くなる。それがセクシーだったり、容姿に優れた女性がいようものなら、周りから「性格が悪い」だの「結婚しない」だの「子どもをつくらない」だのとバッシングされ、いつの間にかステレオタイプ的にふるまうように社会が彼女を「洗脳」していくという傾向も見られる。

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総じて、男らしく、堂々とした女性ほど本来の力を発揮することになるわけだが、これだと婚期を逃すばかりか、女を捨てなければならない。その点、#バイデン氏の#副大統領ハリス氏、女を捨てていない魅力がある。

なにしろ、コンバースチャック・テイラーにジャケット。ファッションリーダーとしても目を魅く。

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「女性副大統領として、ホワイトハウスに入るのは、私が初めてかもしれないが私が最後ではない」(カマラ・ハリス)

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