HPUTC’s diary

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#ブラタモリ

明⽯家さんまさんの⾝体⾔語のことをお伝えし、 彼は単に喋りたがりという印象があるが、 実はシャベリ以上に聴くことに全神経を研ぎ澄ましている、という話をしました。

 

YouTube 「さんまで合格」ご参照

https://youtu.be/bKkRqn_pcEk

 

#タモリの特徴

 

ところが、⾔葉そのものを武器とせず、単に道具として使いこなし国⺠の⼼をつかみ、 今や⼤御所となったタモリさん。

そういう意味では、前回紹介のビートたけし、紳助、明⽯家さんまさんたちとは、 世界観を異にしている。

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1. ことばをオトとして捉えている

 

四ヶ国語⿇雀、七ヶ国語バスガイドなどことばの⾝体性以上に、 ことばをオトとして捉える能⼒に優れている。これは他の追随を許さない。

その極みが、前回の実践編でお伝えしたジバリッシュ。 あれは、マリリンモンロー、ロバート・デ・ニーロ、マーロンブランド、アルパチーノからアンジ ェリーナ・ジョリーら、ハリウッドに新⾵を巻き起こし、世界に名を轟かせるアクターを次々と輩 出しているニューヨーク・アクターズスタジオのメソードの⼀端をご紹介しました。

同じく、上記YouTube

「2秒の沈黙で世界が変わる」ご参照

 

タモリはそれを知ってかどうかは知りませんが、 ここに⾼低、強弱、⻑短、グルーピングを駆使した「⾔語の⾳源化」に成功。 それは、情動がコロナのように相⼿の、聴衆の⼼に感染していくほどの強⼒な表現⼒。

 

2. ことばの意味を重視していない

 

⾔葉の意味をぶっ壊して、単に道具として使い、その道具箱をひっくり返して遊ぶ、 ⼦供のようなお茶⽬ぶり。 ブラタモリなんかでも、これを⼤いに発揮している。

そこに訛りがあろうと東京語⾵だろうとそんなものはどうでもいい。 それにこだわらずに単に道具として使えばいい、という割り切り⽅。

つまり、彼はことばで戦う気は⽑頭ない。 ⾔葉を気にせずに、むしろこれを超越したところに⾃分を置くことに⻑けている。

 

そういう意味で、#リモートだろうがナマだろうが、⾔葉を駆使して上⼿く⾔ってやろうとか、 なんとか伝えようとか、そんなことを気にせずに、 標準語だろうが⽅⾔だろうが、そんなものを超越して思いのままを伝えればいい。

何をするときでも、何をいうときでも、そんな気構えを持つことをお勧めします。

⾔葉で勝負しようとせず、あくまでも弱くて、ダメで、緊張しいで、どうしようもないわたし、 そしてあなたそのものを躊躇なく、けれんみなく丸ごと出すことで世界は変わるのです。

 

上記の記事は昨日配信した下記で視聴できます。よかったらチャンネル登録といいね、よろしくお願いします。

「勝機はタモリだ!」

https://youtu.be/qarFwOtHIk8