HPUTC’s diary

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#リモートが若干ヤバイ

#リモートでの仕事やミーティングが⼀気に増えている。 ⼀番ストレスに感じるのは、きちんと伝わっているかどうか。 ナマの感じがわからないので、すべて聞き流されているような感じもする。

 

コロナ期間、恋⼈と会えなくて LINE などでビデオ通話するものの、電波の都合で会話が途切がち。これまでは何があろうと会えばなんとかなったたけど、それができないので意思疎通がうまく いかず破局に⾄った例もあるという。

 

根回しと空気の読み合い

 

以前にも書いたが日本の企業の会議の⽬的はといえは、根回し、互いの空気を読み合い

そのために何度も会議を開くので決定までに時間がかかる。 挙句、⼤事な話は会ってからということになり⼆度⼿間三度⼿間。

日本在住の欧米人が戸惑うのはまず、ここだ。

 

根回し、空気の読み合い、駆け引きで正しい信頼関係が築けるとは思えない。国会中継を観ているだけでうんざりする。

 

では、どうすれば良いのか。 ふだんからあいまいな表現を避ける。 これについては 13 回⽬のYouTubeでもしている。

 

代表的なのが、 後で、早めに、急いで、だいたい、すごい、やばい、いつも、まあまあ、さっき、あの時、とても

 

このように⽇本語には、ざっくりとした表現が大好きだ。

例えば、どれくらい遅れる? と聞かれたらあなたは何と答えますか? ビジネスシーンでよく使われるのが、 「若⼲」 別に、具体的に⾔えばいいのに「若⼲」とあいまいにしておくと、ちょっと安心する。

 

こうしたあいまいさ、根回し、駆け引きという日本の風土、細やかな機微、ニュアンスを大切にする日本の文化の中で、このまま#リモート化していくと、コミュニケーションに支障が出てくる。

 

オノマトペ効果

 

しかし、こうした文化を生かしながら#リモートワークをやりこなしていく突破口はある。

まず、自分の言葉をできる限りシャープにすることだ。

 

それには、⾃分に制約をかける。 1 分で⾃⼰紹介を、30 秒、15 秒と短縮していく。 ⼀時間の会議を 30 分に制約をかけると、思わぬ展開で結論が早く出ることもある。

 

それともう一つ、オノマトペ

頭が痛い、どう痛む ズキズキ、ガンガン 傷が痛む、どう痛む ヒリヒリ お腹が痛む シクシク チクチクー

これらは、メディカルオノマトペと⾔って⽇本はお陰で誤診が少ないと言う。

 

オノマトペを使った商品も日本が一番多い。

ゴキブリホイホイ

ポッキー 

パックンチョ

プッチンプリン

ガリガリ君

 

漫画が世界的に浸透しているのも⼀つにはオノマトペの使い⽅に要因がある。

若者ことばもオノマトペの宝庫 パクる、グチる、テンパる、デコる、ゴチャる

いずれにしても、リモート化していく中で、再びオノマトペ効果を発揮していきたい。

赤ちゃん言葉、若者言葉と蔑むなかれ。

意思疎通の大きな力になる。

 

YouTube vol.18

不都合な真実より