HPUTC’s diary

想定外のパンデミック。滞る就活、内定取消し、リストラ。このピンチをチャンスに変える人間力UP養成講座開設中!

悲観的な未来

 

人間は、理性的に先の展開を予想すればするほど未来に対してネガティブになる。それだけ人間は悲観的な未来を想像して準備する力が高いため、自ずと現在をネガティブに捉えてしまう傾向がある。

 

こうした傾向は思春期からすでに見られ、知覚の鋭い成績優秀者は、物事を悲観的に捉える傾向が強い

だからこそ、勤勉になり、結果を出すことが全てだと考える。あるいは、思い余って自殺をしてしまう個体もある。


心理学者フィリップ・ジンバルドーは、自分がひどく悲観的な未来志向型であり、現在を楽しむことができていないことに気づいた。

それで友人に意識も何もかも未来ではなく現在に向けることを意図した催眠法を試した。


すると現在がとても新鮮に見え、絵画の色使いや匂いにまで敏感になったという実験結果を発表した。ーとここまではいい。

ところが最近、これが全てヤラセであることを発表し、悪名を轟かせたというのだ。

スタンフォード大の名誉教授といえども、人間は、それほど不安に苛まれ、苛まれるあまり疲れ果てていく。

 

これは、中野信子著「空気を読む脳」からの抜粋である。

f:id:HPUTC:20201029082828j:image

 

あまりに敏感すぎると、未来を予想する力が強く、悲観的になってかえって行きづらくなる。

そうなると、「適度に鈍感で忘れっぽく、愚か」ー、こちらの方がずっと生きやすいかもしれない。

 

 

ヘビメタ美人

コロナによるストレスで心身症になる人が急増している。これにより、胃潰瘍、リウマチ、ジンマシン、気管支喘息、偏頭痛などになる。その上にマスクではまさしく泣きっ面に蜂。

 

偏頭痛の原因は医学的にもわかっていないが、なぜかヘビメタを聴くと偏頭痛まですっ飛んでいくという。血管が収縮するからだそうだ。この血管の収縮による効能がまた、美人をもたらすという。まさに一石二鳥のショック療法だ。

 

ストレスによる不安に苛まれた心理学者フィリップ・ジンバルドーは、自分がひどく悲観的な未来志向型であり、現在を楽しむことができていないことに気づいた。

それで友人に意識も何もかも未来ではなく現在に向けることを意図した催眠法を試した。


すると現在がとても新鮮に見え、絵画の色使いや匂いにまで敏感になったという実験結果を発表した。ーとここまではいい。

ところが最近、これが全てヤラセであることを発表し、悪名を轟かせたというのだ。

スタンフォード大の名誉教授といえども、人間は、それほど不安に苛まれ、苛まれるあまり疲れ果てていく。彼もヘビメタに目覚めれば、悪名を轟かせることはなかったかもしれない。

ところで私は、ヘビメタが大の苦手である。なので、偏頭痛になったら寝込むしかない。

生きているだけて丸もうけ

「生きてるだけで丸もうけ」というのはさんまさんの座右の銘。それで大竹しのぶさんとの間にできた娘の名前が「イマル」。
今、『ただ生きてるだけで価値がある』と言ってもらいたいと思っている人たちがしだいに増えている。誰もがそう思って欲しいと思うほど、社会不安、人間格差、孤独に苛まれている。

 

心理学者フィリップ・ジンバルドーは、自分がひどく悲観的な未来志向型であり、現在を楽しむことができていないことに気づいた。
それで友人に意識も何もかも未来ではなく、現在に向けることを意図した催眠法をかけてもらっと。

すると現在がとても新鮮に見え、絵画の色使いや匂いにまで敏感になったという実験結果を発表した。ーとここまではフムフムと思う。


ところが最近、これが全てヤラセであることを発表し、悪名を轟かせてしまった。
スタンフォード大の名誉教授といえども、人間は、それほど不安に苛まれ、苛まれるあまり疲れ果てていく。

 

脳科学者の中野信子しによるとー
人間は、理性的に先の展開を予想すればするほど未来に対してネガティブになる。それだけ人間は悲観的な未来を想像して準備する力が高いため、自ずと現在をネガティブに捉えてしまう傾向がある。
こうした傾向は思春期からすでに見られ、知覚の鋭い成績優秀者は、物事を悲観的に捉える傾向が強い
だからこそ、勤勉になり、結果を出すことが全てだと考える。あるいは、思い余って残念ながら命を絶ってしまう中高生もいる。きょうの夕方、大阪・梅田の商業施設から17歳の高校生が飛び降り、路上を歩いていた19歳の女性を巻き添えにしたという事件があった。女性は意識不明の重体ということだが、いくらなんでも商業施設で飛び降りたらどういうことになるかくらいは想像がつくだろう。どんな理由で世を儚んだがわからないが、未来に気を取られて現実を見失ったかー。

 

その一方で、不安の度合いがある程度高いほど、生存率も高く、長命で健康という研究結果も出ている。これは、脳内分泌物の幸福ホルモン「セロトニン」によるもの。確かに、不安になるとセロトニンが減るのだが、その分セロトニンの循環機能が正常に働くというわけだ。

 

未来を想像すると夢もなく、悲観的になる。

生きている価値さえ分からなく、せめて「生きているだけで価値がある」と誰かに言ってもらいたい。確かにこのコロナのさなかを、マスクをして、口呼吸で喘ぎつつ、しかもソーシャルディスタンスを測りながら、一人で生き抜くだけでも価値がある、そこにいのちの尊厳がある限り。

 

毒親の正体

「誰かの母親である前に、ひとりの人間なんだ」という思いを確認したい、認めてもらいたいという思いがある。
ところが、子どもの方にも当然、同じ言い分がある。
この子ども側の本音を一撃で表現し得たのが、言葉が悪いがこの「毒親

 

どんな親でも時に大声を張り上げ、理不尽とも思える怒りを発し、子供をコントロールしようともする。私も思い当たる節はある。

 

それにしても、毒親とはあまりにインパクトがありすぎて一般的には馴染まない。こんな親がいたら誰でも逃げ出したくなる。
アドルトチルドレンというのもあったが、はるかにそれを凌ぐ毒のある言葉だ。
確かに、近年の虐待による子供の犠牲を考えると、言い得て妙なのかもしれない。

しかし、「過干渉、過保護、暴言、暴力、虐待、無視(ネグレクト)」を総称したものと言われると、はじめの二つあたりは十分に可能性がある。この中で最も多数を占めるのが過干渉だという。私も自慢ではないが、過干渉ではなくとも、十分に過保護だったような自覚がある。

この毒親という言葉、どこからきたかと言えばスーザン・フォワードによる「毒になる親」 という本。

f:id:HPUTC:20201020232857j:image


1988年に刊行され、日本では2015年あたりに毒親本・毒親ものとして本や漫画などに取り上げられ、一つのジャンルを築いている。

この本によると、毒親とは「子どもの人生を支配し、子どもに害悪を及ぼす親」


心理学的には「Negative Parenting=ネガティブ・ペアレンティング」と言われる。

その特徴を並べ立てると次のようになる。
あなたにも、どれが当てはまるものがあるだろうか。

 

1.子供を管理する
2.子供を支配する
3.あなたのためと押し付ける
4.必要以上にしてあげる過保護
5.過干渉になってしまう
6.子供に呪いの言葉をぶつける
7.子供を抑圧し、罪悪感を植え付ける
8.就職、進路にまで口を出す
9.恋愛や結婚にまで口を出す

 

いやはや、私はやはり過保護の項目が思い当たる。No.1にしても2も、親の都合に合わせてもらうために、なんやかんやと言ったこともある。自慢じゃないが親から言わせれば、「心配なのでついつい」というやつだ。しかし、これがいけない。「可愛い子には旅をさせよ」。


10歳を超えたらある程度突き放さないと、自主性が生まれてこない。私も小4からカブスカウトになり、さらにボーイスカウトとなって、
この時に一番成長した感じを覚えている。
次男なので、私もまただいぶ過保護に育てられたわけだが、10歳を超えて散々サバイバルに挑戦させられ、一気に自立していった。

 

実際、自らを客観的に捉えたり、目先のことに捉われずに長い目で物事を見る視点が育つのが
10-13歳に一気に成長する、というからこの機を逃してはいけない。
逆にこの機に、虐待を受けたり、管理されすぎたりすると、自信がなく、判断力の弱い人間に育ってしまうという。

 

7つの地雷

 

これは誰もが持っている、しかも日常的に使っている危険なワード。そんな気がなかったのに人を傷つけてしまっていたという経験は、誰にでもある。ここにその7つの地雷源がある。

 

非難・批判・比較・レッテル・侮辱・恩着せ・皮肉

 

私たちの足元は、この7つの地雷に取り巻かれ動こうにも動きようがない。
毒親と言われる方々は、自分がこうしたものに取り巻かれていることには敏感だが、自分もこうした地雷を仕掛けてしまっていることにひどく鈍感と思われる。

 

非難・批判に漏れなくついてくるワードが
「どうして〜」「なぜ〜」
どうしてあなたは、これくらいのことできないの」「なぜ、私がそんなことまでやってあげなくちゃいけないの」 
この常套句には、最後が否定で終わるネガティブの横綱ワード。 

 

次の地雷が「この人よりまし」と心の中でニヤリと思う比較。人と比較して自分の子ができていないと、なぜ、どうしてと烈火の如く怒るのが毒親。自分の子が上であれば自分のことのように泣いて喜ぶのも特徴。

 

子供の前でもお構いなく出っ歯、弱虫、ノッポ、チビとレッテル先生や子どもの友達までも
レッテルを貼る。

自分の子が他の子よりも上だと相手を侮辱し、下だと我が子を侮辱する。

「せっかく〜してあげたのに」と子供に対して恩を着せる。弁当を残してきたり、せっかく新調した洋服を汚してきたらもう大変。
せっかくやってあげたのに〜と怒り心頭。
そして人や我が子を皮肉るのもとてもうまい。
「字がうま過ぎて読めない」
「頭が良すぎて言っていることがさっぱりわからない」

とか、この7つの地雷は一つだけでも人の心を木っ端微塵にする核兵器になりかねない。それが我が子へ向けられるとなると、確かに「ど・く・お・や・といわれてもしかたがない」。

すでに子育てを終えた私さえも、未来を背負う子供たちの行末の暗雲に気が咎めている。

 

 

 

 

 

海鮮丼を食べにGoToイート

内気で孤独を好むサバクトビバッタというのがいる。

f:id:HPUTC:20201017140949j:image

このサバクトビバッタは、一生のうち90%を砂漠の中で孤独に群れることなく生息している。これが10年に一度大量発生し、数十億匹の大規模な集団を作って、西アフリカからインドの乾燥地帯を餌を求めて100キロほどの距離を何時間も飛びながら作物を食べ尽くすという。

f:id:HPUTC:20201017141408j:image

孤独に一匹で生息しているときは、きれいな緑色の翅が、群れて互いの体がぶつかり合うことで翅が発達し、黄色と黒の強そうな姿となり、筋肉も増強し、顔つきもこわもてになっていくそうだ。なぜこのような変化ぎ起きるのか。

 

オックスフォード大とケンブリッジ大の研究チームによると、体がぶつかり合うことで「セロトニン」が通常の3倍にも増えていくとのこと。セロトニンは、ヒトの脳内神経伝達物質の親分的役割を示す「幸福ホルモン」のこと。

これが増えると元気、やる気、気力が出てくるが、これが減るとうつ状態になる。バッタのように体をぶつけ合うことで増えるものではないが、このセロトニンを増やす食物がある。これは、以前にも紹介したことがあるが念のためにおさらいしておきたい。

 

セロトニンは、トリプトファンという必須アミノ酸によって構成されている。そのために、このセロトニンを増やすには、卵、豆腐、マグロの赤身、肉、ピーナツ、バナナ、牛乳、チーズ。これを炭水化物(ご飯、パン)と一緒に摂取すること。これに加えて、ライ麦パンや玄米にするとピタミンB6が同時に摂取できて効果的。
効果的なメニューとしては、これらが一つになった「海鮮丼」。

 

食欲の秋。海鮮丼を食べに#GoToイート!

 

 

 

 

ちゃんと落ち込もう

もの思う秋。音もなく忍び寄るコロナ禍。
落ち込む理由がある限りちゃんと落ち込もう。
世の中に落ち込まない人はいない。
みんながんばった分、ちゃんと落ち込む。

 

私たちは、日々さまざまなことにプレッシャーを感じて生きている。
私たちはこの「抑圧」があまりにも強いと、本来なら素直に落ち込むべきところを心の奥底にいったん仕舞い込んでしまうという防衛本能が働いてしまうことがある。
かなりショックなはずなのに、なんでもないフリをしてしまう。

本来なら落ち込んでいいところを、そうじゃないフリをするのは相当なエネルギーがいることで、それこそ心に大きな抑圧をかけてしまうことになる。


いわゆる空元気で、強引に心の奥底に抑え込んでいくと、心身症胃潰瘍、偏頭痛、気管支喘息、ジンマシン、リウマチなどになって現れることがある。

なので、落ち込む理由がそこにあるならば、まずはちゃんと素直に落ち込むことが大切。
人間が本来持っている「自然治癒力」という想像を超えた能力があることを忘れてはならない。
例えば、エンドルフィンという脳内物質がある。これは、私たちが痛みなどの強いストレスを感じた時に、痛みを和らげてくれる脳下垂体から分泌される物質で、麻薬のモルヒネと同じ作用、痛みや不安をピタッとやわらげる力がある。

ちゃんと落ち込むと、エンドルフィンが音もなく脳内に分泌し、想像以上の活力を、あなたに与えてくれる。

 

花いちもんめ

人間関係をうまく結べない、長続きしない、好みが合わないと言った人は、何かとネガティブなタイプが多い。
ネガティブだと、自信がない、不安、心配、シャイ、失敗を引きずりやすい、言い訳けが多い、疑りっぽい、視野が狭い、セルフイメージ(自己肯定感)が低い…ということになる。

 

勝って嬉しい花いちもんめ

 

そもそもコミュニケーションが苦手なので、人間関係もスムーズにいかない。
したがって、ここであなたの好印象を引き出すコミュニケーションのための7ステップを、まずご紹介したい。

 

そもそも、あなたはコミュニケーションを何のためにするか?
多くの人は、相手を理解するため、自分の考えを理解してもらうため、と答える。
それはその通りなのだが、問題は相手の何を理解し、自分の何を理解してもらうのか。

それは、互いの「相違」をー

 

認め合い
信じ合い
理解し合い
協調し合い
尊重し合い
助け合い
ゆるし合い

 

「♪合い合い」と繰り返したけど、別にお猿さんじゃない。この7ステップをもれなく全てチェックしていくと愛につながる。一つでも欠けたらきちんとしたコミュニケーションに至らず、愛は成立しない。

 

ここでわかりにくいのは、「ゆるし
ゆるしには、2種類あって漢字で書くと
「許し」「赦し」 これ、どう違うかー


前者は利害関係が伴い、後者は見返りを求めない、代償を求めないもの。

利害関係を伴う言葉として、よく使われるのが「その代わり
娘の子育てを見ていると、なかなか危うく、頼りない感じもするのだが、できる限り使うことを控えるように注意したのが「その代わり」
「〜してあげるから、その代わり大人しくしてね、その代わりお手伝いしてね、その代わり後片付け…」
あまりこういうことが多いと、子供も親や友だちに代償を求めるようになる。

 

故郷まとめて田舎に帰る 7つの地雷

 

あなたの好印象に向けての7ステップがあれば、今度は7つの地雷というのもある。
これを踏むと人間関係は一気に崩壊し、地道に築き上げた信頼さえ失うことになる。
1度失うとなかなか取り戻すことができないというのが「信頼」。

 

7つの地雷とはー

非難・批判・比較・レッテル・侮辱・恩着せ・皮肉

 

私たちの足元は、この7つの地雷に取り巻かれ動こうにも動きようがない。
人間関係やコミュニケーションがうまくいかない人は、自分がこうしたものに取り巻かれていることには敏感だが、自分もこうした地雷を仕掛けてしまっていることに気がつかない。

 

「そんな、まさか。私は攻撃されない限り、そんな物騒なもの仕掛けたりしません」と思われた、あなた。 

 

「どうして〜」「なぜ〜」と文句ばかりの非難、批判
「この人よりまし」と心の中で思わずニヤリの比較 
出っ歯、弱虫、ノッポ、チビと色眼鏡で見るレッテル
ちょっとでも自分より弱ければ、すかさず
「上から目線」の侮辱
「せっかく〜してあげたのに」と恩着せがましいと思ったら、
「字がうま過ぎて読めない」なんてちょっと茶化した皮肉まで

 

これって誰でも思い当たる節がある。
これが過ぎると、地雷どころか愛もふっ飛ぶ核爆発。ともすると、激しい爆風と共に相手の心までふっ飛んでしまう。

ぶっ飛んでしまったら、「故郷まとめて田舎に帰る」しかない。